大学講義の感想の書き方(コメントペーパーの基本)

大学生のみなさん、授業でコメントペーパーを書いたことはありますか?コメントペーパー(もしくはリアクションペーパー)は講義の初めに配られ、講義の疑問点や感想を書き、講義の終盤に提出する紙のことを言います。教員にも依りますが、主に出席点を取るために使われることが多いでしょう。

厄介なのは教員によってはコメントペーパーの内容をしっかり読まれ、その内容によってA,B,Cなどの評価をされてしまうことです。つまりコメントペーパー1つで毎回の授業で1,2点分の成績がつけられているということになります。「別に1点ぐらい大丈夫でしょ」、そう思われるかもしれませんが、毎回講義をさぼったり手を抜いたコメントペーパーを書いてしまうと、15回授業がある場合およそ15点〜30点の減点をくらってしまいます。

「そうは言ってもどう書けばいいのかわからない。」そんな方のために今回はカチカチ山をテーマにコメントペーパーの書き方を説明していきます!

コメントペーパーの3つのポイント

ポイント①講義全体をまとめるのではなく気になった部分だけを書く

なぜコメントペーパーを書こうとしても紙一杯に書けないのでしょうか?その理由は講義全体を要約して1枚にまとめようとしているからではないでしょうか?
確かに教授の言っていたことを全て聞いて要約することができれば満点のコメントペーパーが書けるでしょう。しかし、実際には90分の授業をずっと集中して聴き続けるのは至難です。最初の数分は真面目に聞いていても途中からスマホをいじったり顔を伏せて寝ている方も多いのではないでしょうか?その結果後半に焦って書くことが何もないといった状況に陥った経験、筆者も何度も体験しています。
そんな方は、講義の中で興味深いと思った部分、疑問に思った部分、激しく共感した部分などをピックアップし、その部分について言及してみましょう。

ポイント② どう考えたのか明記する

ポイント1で気になった部分に対してどう考えたか簡潔に明記しましょう。難しく考える必要はなく、一行でズバッと
・興味深かった
・疑問に思った
・共感した
と書けばいいのです。

ポイント③ そう考えた理由を書く

ここが一番大切です。ほとんどの人は①と②だけで終わってしまい「〇〇が〜〜だった」といった無機質な感想になってしまいがちです。ここでなぜそう考えたのか根拠を記述することによってどれだけ真面目に講義を聞いていたか示すことができます。

ここでカチカチ山を例にコメントペーパーの書き方を伝授します。カチカチ山のストーリーを聞いた後「おばあちゃん馬鹿だけどかわいそうだなー」「たぬきも馬鹿すぎるな、罰を受けて当然だけどうさぎはやりすぎじゃね?」などの感想を持ったとしましょう。

悪い例

おばあちゃんが殺されてかわいそうだった。ウサギが知恵を使ってたぬきを殺しスッキリした。でも少し過激でやりすぎだと思った。

これじゃ小学生の感想文です。では次に先程のポイントに沿ったいい例を紹介します。

いい例1

生き延びるためにはいかに知恵を使って相手をだますか、だまされないようにするかが大切だと思った。たぬきは捕まって捕らえられているとき、おばあちゃんに「おじいちゃんが長生きできるまんじゅうを作ります」とでまかせをいいおばあちゃんを騙し殺してしまった。一方うさぎはたぬきがカチカチという音に疑問をしめしたとき「カチカチ山だからカチカチって音が鳴るんだよ」とたぬきを騙し火傷を負わせた。このように生き延びるためには相手を騙し相手に騙されないようにするというのがこの話の教訓ではないのだろうかと私は考えた。

いい例2 

たぬきを殺すことによって解決したうさぎに異議を唱えたい。たぬきはもともと評判が悪く、やさしいおばあちゃんを騙して殺したどうしようもない犯罪者である。心優しいうさぎはこの話を聞き仇を討つためたぬきを騙して火傷を負わせ、泥の船に乗せて海に沈めた。たしかに今まで人を騙していたたぬきが騙され殺されるという結末は勧善懲悪的で爽快感があるが、悪いやつを殺してめでたしめでたしというのは子供が読む童話の結末としていかがだろうか。これでは、「暴力によって物事を解決すればいい」「悪いやつは暴力や殺しで処分すればいい」といった間違った認識が子供達に伝わってしまう危険性がある。そのためこの話については現代版として少しマイルドに改訂すべきではないだろうかという異議を唱えたい。

どうでしょうか?同じ感想を抱いたとしても、根拠の示し方で随分と説得力が違うことがわかると思います。

いかがでしたでしょうか?みなさんも是非今回の3つのポイントをおさえて好印象のコメントペーパーを書いてみてください。それではまた次の記事で!

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